今日の確認したい日経記事(4/5)
米雇用19.6万人増 3月、市場予測を上回る
(要約すると)
・米労働省が5日発表した3月の雇用統計(速報値、季節調整済み)は、非農業部門の就業者数が前月比19万6千人増と、市場予想の17.7万増を上回った。
・失業率も3.8%と低い水準を保っている。
・平均時給は27.70ドルと前年同月比3.2%増
・雇用を牽引したのはヘルスケアなど内需産業。一方、海外景気の減速を背景に、自動車中心に製造業は雇用者数が減少
(私見)
・足元の経済指標が総じて良好であり、世界経済の景気減速は一時的な要因に基づくものである可能性が高くなってきた。
・一方、トランプ政権はFRBに自身と意見の近いハト派理事を追加する意向であり、本来、利上げを検討するべき局面において、逆に金利据え置き、ないし利下げすることになれば、過度に景気が過熱する恐れがある。また、利下げ余地が小さくなるとも言えることから、次の景気後退時に、経済活動は過度に収縮するリスクがある。