生産性の低い中小企業は市場から退出しないといけないのか?
以前からある議論ですが、生産性低い中小企業が日本経済の足を引っ張ってるというものです。
https://www.google.co.jp/amp/s/diamond.jp/articles/amp/217560
クラウドサービスの時代ですから、バックオフィスの効率化は過去と比べてはるかにやり易くなっていますし、人にしかできないことでどれだけ付加価値を出せるかに注力することが必要だと思います。
ただ、いわゆる生産性の分子であるGDPで付加価値は図れるかという問題はあると思います。算出妥当性はもちろん金銭価値で図ることが妥当なのかなと、、、
「ロバート・ケネディは半世紀前、国民総生産(GDP)が「人生を意味あるものにしてくれるもの」をまったく測ることはできないことは遺憾だとの意を示した」
https://www.google.co.jp/amp/s/toyokeizai.net/articles/amp/141288
GDPでみても、人口減少高齢化社会では生産性が上がっても労働投入量が減れば縮小せざるをえませんが、人口減少を上回る生産性の伸びってどれだけなんですかね。賃金引上げ→消費増加って必ずしもつながらないと思いますし、、、
https://www.dhbr.net/articles/-/4886
いずれにしろ、あやふやな生産性という議論で、中小企業が日本経済の足を引っ張ってるとの主張は論理的に破綻してます。