なるほど!今日から使えるみんなの「Question」〜わかるぞみえるぞ世の中のしくみ〜

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中国のキャッシュレス決済

・中国ではQR決済を含んだキャッシュレス決済が普及しており、決済に占める比率は6割となっている(日本は2割未満)。

・要因は、①同国ではパソコンより先にスマホが広く普及し(13.8億人の人口のうちスマホ利用人口は7.53億人)、決済を含んだ日常生活で利用するサービスがスマホで提供されるようになったこと、②スマホの普及とQR決済の普及のタイミングが重なったこと、③中小事業者がQR決済の運営会社に支払う手数料はクレジットカードと比較して安価であり、店舗提示型(ユーザが店舗のQRコードスマホで読み取る)では決済手数料が発生しないほか、消費者提示型(加盟店がユーザのQRコードを読み取る)でも0.6%程度(クレジットカードの決済手数料は中小企業であれば5%以上は少なくも発生)、④現金の安全性(偽札など)が低いこと が挙げられる。

アリババグループの「Alipay(アリペイ/支付宝)」とテンセントの「WeChat Pay(ウィーチャットペイ微信支付)」がQR決済の2大勢力であり、当初アリペイが先行していたが、広く普及していたチャットアプリ(Wechat)の既存ユーザの利用増加でウィーチャットペイがシェアを拡大している